2023-01-01から1年間の記事一覧
満洲国にはずっと興味がある。始めに言っておくと、満洲国いいじゃない、なぜ、アメリカ合衆国は満洲国に協力できなかったのかというのが私の立場である。 満洲国は、日本人にとって益々重要である。最近、中国の不動産が破綻して2000兆円もの負債を抱え…
大ウソ満載のアイヌ副読本!文部科学省の検定を経ないで教育現場で用いられている副読本『アイヌ民族:歴史と現在』には、〝チュチェ思想〟が見え隠れしている。本書では副読本の誤りを取り上げ、一つ一つ糾していく。 的場 光昭昭和29(1954)年、北海道上川郡…
前から気になっていたことを書こうと思う。重松明久という半ば忘れ去られた歴史家がいた。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E6%9D%BE%E6%98%8E%E4%B9%85 邪馬台国論争は相変わらず盛んで、一時ほどではないにしても、毎月なにがしかの邪馬台国につ…
近現代史が大きく変わる、インテリジェンス・ヒストリー ロシア革命からソ連崩壊に至るソ連情報機関の対外工作を描き出す重要史料、「ミトロヒン文書」!亡命したKGB職員が10年をかけ、命がけで書いた「ミトロヒン文書」。ヴェノナ文書に並ぶ戦後最大の防諜情…
1979年京都府生まれ。文化庁文化財第二課文化財調査官。東京大学大学院新領域創成科学研究科修了。奈良文化財研究所研究員を経て現職。専門は先史考古学。4万年前、日本列島に渡ったホモ・サピエンスが、旧石器時代から縄文時代にかけて各地で環境適応を進め…
橋爪大三郎編著『小室直樹の世界』から5年。もう一つの日本戦後史がここにある!「小室直樹博士著作目録/略年譜」の筆者・村上篤直が、関係者の証言を元に、学問と酒と猫をこよなく愛した過激な天才の生涯に迫る。会津士魂に生きた日本伏龍・小室直樹。上巻は…
土偶・仮面・埴輪・土器など、縄文時代から律令期にかけて作られた〈顔〉を意匠とするさまざまな造形品。抜歯やイレズミの顔面加工、笑いや怒りの誇張表現、耳飾りや髪形など、豊富な事例を素材に、考古学的研究手法で分析。古人(いにしえびと)の〈顔〉に対…
拉致問題は絶対に解決できる。政治家にその気がないだけ……以下、拉致問題解決の方策を提言する。 私ならまず、加藤 健さんに「特命全権・拉致問題解決大臣」に就任していただく。 「土台人」の名簿、5000人分をすぐ公開する。公安調査庁が持ってる。 朝…
親善とは名ばかりのペリーの略奪外交、日本人を首狩り族と同一視したイギリス人、西洋人にとって理想の日本人女性は「からゆきさん」コレラを外国からもたらされた災厄ととらえた明治の庶民…。黒船来航から日本が日米開戦という暴挙に走るまで、日本と欧米と…
天皇は私どもの目の前に現存する大きな謎である。日本の謎であり、世界の謎である。この謎を解くための学問的努力は、戦後にかぎらず、明治時代にも江戸時代にも繰りかえされてきた。さかのぼれば、古事記も日本書紀も謎解きの書であったと言える。天皇制の…
誇りを胸に戦場に赴き、特攻に散った朝鮮人たち――。韓国・北朝鮮が戦後、「売国奴」として抹殺した人々の感動の秘話。戦前、実は満洲事変をきっかけに、多くの朝鮮人の心情は「反日」から「親日」へと転じていた。満洲の地で中国人から迫害されていた朝鮮人…
優生学はかたちを変え、何度でも甦る一度は封印されたはずの「優生学」が奇妙な新しさをまとい、いま再浮上している。優生学とは「優秀な人間の血統のみを次世代に継承し、劣った者たちの血筋は断絶させるか、もしくは有益な人間になるよう改良する」ことを…
今年1月に発売された文春新書『シン・日本共産党宣言』の続編です。松竹氏の目指したものは、共産党の最高指導者である不破哲三氏の夢を形にしたもの、現代の日本共産党のあるべき姿を示したものです。しかし、現日本共産党執行部は、それを異端として排除し…
政党政治を生み出し、資本主義を構築し、植民地帝国を出現させ、天皇制を精神的枠組みとした日本の近代。バジョットが提示したヨーロッパの「近代」概念に照らしながら、これら四つの成り立ちについて論理的に解き明かしていく。学界をリードしてきた政治史…
マタギたちが経験した山での不思議な経験を、長年にわたって取材、書き下ろした実話譚。 第一章 歴史のはざまで マタギが八甲田で見た人影はなんだったのか/菅江真澄と暗門の滝の謎/尾太鉱山跡で見つかった白骨/雪男を求めてヒマラヤに行ったマタギ 著者…
近代日本を代表する言論人・福沢諭吉には、いまだ十分に探られてこなかった重要な来歴がある。すなわち、信州福沢に生まれた先祖がいかにして豊前中津に至ったか、そして『西洋事情』がどのように近代日本の思想界に影響を与えたか、さらに福沢の署名著作が…
秀吉・家康の対明・対朝鮮外交を軸にした、キリスト教諸国への対抗策――ここから徳川幕府の鎖国への傾斜が始まる。『明史』『懲ひ録』『徳川実紀』などの文献を読みこみ、家光が鎖国令を出すに至るまでの為政者たちの心理を大胆にあぶり出す。17世紀初頭の複…
高句麗の「広開土王碑」は、よく知られているように、広開土王の功績をたたえた古碑である。中国東北辺で蔓苔を絡め、風化した姿で現れたこの「広開土王碑」ほど、長く国際的な論題になり、ホットな論争を呼び続ける碑石は稀であろう。本書は、もの言わぬ「…
日清戦争の連戦連勝に東京中が沸いた明治二七年一二月九日。上野公園を会場に開催された「祝捷大会」へとタイムスリップ。川上音二郎一座による野外劇、清国軍艦の撃沈劇、野戦病院の再現、ハリボテの凱旋門…見世物研究の第一人者が現場からレポートする。 …
真珠湾攻撃により、「敵性外国人」と虐げられ強制収容所に隔離された日系人たち。同朋の名誉のため自ら志願し、アメリカに忠誠を誓った彼ら「第四四二歩兵連隊」が送られた先はフランス奥深く、ドイツ軍との激戦地だった―。第二次大戦時、日米の狭間で翻弄さ…
「日本共産党が党首公選を実施すれば日本の政治がマシになる」日本の主要政党で党首公選が行われていないのは、共産党と公明党のみである。 約半世紀にわたり、共産党員として活動し、政策委員会で安保外交部長を務めたこともある著者が、なぜ、党員による投…
いまも紛争の絶えない国境問題。望ましい国家間の関係のあり方とは。中世の東アジア海域を対象に国際交流に関する論文を収集。現代にも通じる、国境問題について考察する。 まずは、鉄砲伝来にまつわる既成概念の打破から、種子島に漂着したのは、ポルトガル…
愚書である。相変わらず、反日バカ左翼の本は笑わせてくれる。 シナのこと、偉大な安倍総理のこと、 ぜんぶ的外れだから、こいつらのいうことに耳を傾けてはならない。 例えば、シナのことである。アメリカ民主党反日ユダヤは、伝統的にずっとシナが大好きな…
古代日本国が征討したとされるエミシ。しかし彼らは存在していなかった!?考古学や文献史学、言語学の手法を駆使し、隠された真相に迫る。 2018年に出版されたときに読んで、今回これを書くに際して再び読み直したが、やはり珍説・奇説に類したものだろう…
『文明論之概略』は、福沢諭吉の気力と思索力がもっとも充実した時期に書かれた最高傑作の一つであり、時代をこえて今日なお、その思想的衝撃力を失わない。敢えて「福沢惚れ」を自認する著者が、現代の状況を見きわめつつ、あらためてこの書のメッセージを…
元サンカの二十家族を取材し交流。いかにしてサンカ像は捏造され、定着したか。 生業、性から死生観まで。従来の虚説を一新する労作 筒井 功氏の一連の本はすべて読んでる。全部凄いが特に凄いのが本書である。その取材力に圧倒される。サンカの人を特定して…
私がさいしょに不受不施派のことを知ったのは、呉智英さんのエッセイではないかと思う。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%89%E6%99%BA%E8%8B%B1 その出典は今は忘れてしまって出せないが、何でも日本の歴史の中で徹底して他宗教からの不受を貫き、徹底…
【小池百合子氏の疑惑の経歴「カイロ大学首席卒業」。カイロ留学時代の元同居人が、文庫化にあたって覚悟の実名証言!】 キャスターから国会議員へ転身、大臣、さらには都知事へと、権力の階段を駆け上ってきた小池百合子。しかしその半生には、数多くの謎が…
無自覚のうちにも偏見と誤解に史食われた歴史観を克服し、事実にもとづく歴史認識を“国民的常識”とするために、日朝関係史の第一人者が古代から現代までエッセンシャルな事項を選んで、平易明快に説いた入門書。 わたしの大嫌いな史観満載である。ここでもや…
今川家御一家衆・関口氏純の娘で、従属国衆・松平元信(徳川家康)の最初の妻・築山殿。今川家との敵対による互いの立場の逆転と、長年にわたる別居状態にともなう信頼関係の希薄化から、嫡男・信康に対する思いを強くしていくが、二つの事件によって、終幕を…