2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

文字逍遥 (平凡社ライブラリー) 文庫 1994/白川 静 (著) 漢字はその構造のうちに、古代の人々の思惟や生活の仕方を豊かに伝えている。想像を絶するほど広大な漢字の歴史世界をはるかに見渡し、そこに隠された精神史の諸相を鮮やかに捉えた達意のエッセイ集。

白川 静先生には、本当に感謝のほかない。先生に巡り会えて、例えば、真という字にかような意味があるとは、といったことを考えるようになった。 白川先生によると、真という字は、行き倒れの死人を本来表していると。さいしょに読んだ時の衝撃を忘れられな…

もう隠せない 真実の歴史 世界史から消された謎の日本史 2023/8/17武内 一忠 (著) 今こそ、酒井勝軍に注目だ!

シュメールもエジプトもユダヤもケルトも――世界史の民はなぜ海洋民族ラピュタと共に縄文日本に結集したのか⁈なぜ巨石文明の遺跡が日本列島から続々と発見されるのか⁈ 日本列島は先進文明の証拠群そのものであった!真実の日本の歴史では、日本は世界の中心に…

韓国の悲劇―誰も書かなかった真実 (カッパ・ビジネス) 新書 1985/小室 直樹 (著) 光文社 「迫りくる難民7500万人発生の恐怖…」

尊敬する碩学・小室直樹氏の著書である。新書レベルとは思えないほど内容豊富でかつ、核心に迫っている。見事である。韓国でも翻訳されてベストセラーになったとのこと。さすがは小室直樹御大と感じ入った次第。 内容はいいのだが、はしがきに私が大いに引っ…

検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? (岩波ブックレット) Kindle版小野寺 拓也 (著), 田野 大輔 (著)

「ナチスは良いこともした」という言説は,国内外で定期的に議論の的になり続けている.アウトバーンを建設した,失業率を低下させた,福祉政策を行った――功績とされがちな事象をとりあげ,ナチズム研究の蓄積をもとに事実性や文脈を検証.歴史修正主義が影…

水田と前方後円墳―巨大前方後円墳はなぜ突然現れまた消えていったのか 2018/田久保 晃 (著)(株)農文協プロダクション

3世紀、奈良盆地に出現した前方後円墳は、権力者の墓とされているが謎に包まれている。誰が誰のために築いたのか。なぜ、その場所に円形と方形から成る形で築かれたのか。その立地が盆地縁辺部を反時計回りに移動し、さらに大阪平野をはじめ各地に広まってい…

呪われた部分 ──全般経済学試論・蕩尽 (ちくま学芸文庫) Kindle版 ジョルジュ・バタイユ (著), 酒井健 (翻訳)

バタイユはこの本の発刊当時、既存の経済学が経済を論じる際に、特定の地域や共同体について論じるのみで、経済の全般に論じていない点について、不満に思っており、経済全般を論じるにあたって、蕩尽という概念が有効だと述べたようだ。 そして、バタイユは…

成功していた日本の原爆実験―隠蔽された核開発史 (ソフトカバー) 2019/ロバート・ウィルコックス (著), 矢野義昭 (翻訳) 勉誠出版 このままでは、人類3発目の原爆はやはり日本で炸裂するとしか思えないのだが……

CIA機密調査班の調査が、日本の核開発はとん挫したという定説を覆す。1945年8月12日早朝、北朝鮮興南沖にて海上爆発に成功していた。海上爆発特有のきのこ雲の発生を日本人仕官が証言、傍証多々。 資源は主に北朝鮮で採掘精錬、興南はアジア最大の軍事工場。…

関東大震災と反日バカ左翼(何はなくとも、りっけんの1日も早い撲滅を!)

【韓国】立憲の小西ひろゆき氏が証拠が無くても関東大震災詐欺を認め謝罪と賠償を要求【カッパえんちょー】https://www.youtube.com/watch?v=jxctG7M0n4kあと、立憲の杉尾とかが言い始めているらしい。 お見舞金や謝罪はとっくの昔に、当時の時点で終わって…

日本学術会議の研究 2020 白川司 (著) 形式: Kindle版 ワック なぜか、始まりは赤旗のスクープ・任命拒否された学者の「呆れた主張」・「戦後」に浸る日本学術会議・科研費(税金)が反日活動に使われている

・同会議は中国への「抜け穴」、「赤い巨塔」の闇を暴く! 「日本学術会議の考え方は明らかに時代遅れで、現実に対応できていない。終戦直後の平和主義をそのまま理想としている。そのくせ日本や周辺諸国に平和主義的でない中国を捨象している。日本共産党の…

古代の新羅王国 1974 新人物往来社 泊 勝美 (著)「異形」の古墳 朝鮮半島の前方後円墳 (角川選書) 2019/高田 貫太 (著)KADOKAWA 「再考」

2023-08-23https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/08/23/162747「九州王朝論者」からみた、南韓半島に残る前方後円墳について「再考」 本書「古代の新羅王国1974泊 勝美 」は、なんとアマゾンでも出てこない。内容はそんなにマイナーかと思いきや…

大陸打通作戦(1944)と日本乞師(にほんきっし・1645~) 「シナ人に、ちょうせんじん、夜盗(反日バカサヨク)どもに言いたいのはな、日本人を怒らせるな、それだけだ…」

劣勢を挽回しようとして立案された日本陸軍の、いわゆる大陸打通作戦(一号作戦)が、その後の世界情勢に及ぼした影響について大いに目を開かせられるところがあった。 日本軍の目的は、当時日本海軍の艦船や台湾を攻撃していた爆撃機を阻止するために、中国…