2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

人種は存在しない -人種問題と遺伝学 2013/ベルトラン・ジョルダン (著), 山本 敏充 (監修), 林 昌宏 (翻訳) 中央公論新社

「人種」という概念は、人類に忌まわしい歴史を刻んできた。人種差別の歴史を振り返りつつ、「人種」が生物学的な意味を持たないことを示す一方、遺伝子には、異なる祖先集団への帰属が読み取りうることを紹介。偏見やイデオロギーを超え、人類全体の尊厳を…

地下鉄建設を断念させた都内の団地。結局団地に地下鉄は来なかった。陸の孤島はなぜできた?東京メトロ南北線の物語

地下鉄建設を断念させた都内の団地。結局団地に地下鉄は来なかった。陸の孤島はなぜできた?東京メトロ南北線の物語 なんちゃんの部屋〜鉄道 チャンネル登録者数 4650人 153,397 回視聴 2024/01/20いつもご視聴いただきありがとうございます。鉄道を建設する…

「日本国紀」は世紀の名著かトンデモ本か 2019/八幡和郎 (著) ぱるす出版

著者「はじめに」より『日本国紀』(幻冬舎)は、歴史書として空前のベストセラーだそうだ。「世紀の名著」と誉める人もいるし、「トンデモ本」扱いする人もいる。しかし、どちらにしても、これだけの読者が読み、読んだ人の多くが良かったと納得しているのは…

共産主義の誤謬 保守政党人からの警鐘 福冨健一 (著) 中央公論新社 2017/3/25

日本共産党の問題点、犯罪等を描いたルポはいくつかあるが、本書は思想としての共産主義について検証する。著者は民社党、民主党、自民党を渡り歩いた経験から、日本共産党の歴史や綱領のポイントをわかりやすく解説。また諸外国の社会主義政党、共産主義政…

アメリカ・インディアン悲史 (朝日選書 21) 1974/1/1藤永 茂 (著)

北米インディアンの悲史をたどることは、そのまま「アメリカ」の本質を、くもりのない目で見さだめることにほかならぬ。アメリカという国に好意を持つか反感を持つかなどという、生ぬるいことではない。「アメリカ」は果して可能か―― 古い本だが1冊100円…

壊れていくアメリカ 崩れさる自由主義諸国 米国が音を立てて壊れはじめた。日本での報道は少ないが、

日本人なめられすぎ?勝手な翻訳で原作改変しまくるアニメローカライザーがブシロードのAI翻訳導入に猛反発!これで撲滅できるのか?その内容が酷すぎた・・・|魔法使いの嫁|犬になったら好きな人に拾われた。|プク太の世界時事ニュース チャンネル登録者…

物理学者が解き明かす邪馬台国の謎 卑弥呼の本名は玉姫であり、邪馬台国は太宰府にあった 2022 下條竜夫 (著) 秀和システム

「鬼道」とは「シャーマニズム」にあらず、「道教」である。 2022年11月18日に日本でレビュー済み「魏志倭人伝」の新解釈について書かれていて、非常に興味深かったです。私は「邪馬台国は元々、筑後平野〜日田盆地の辺りにあったのではないか?」と考えてい…

学者の暴走 (扶桑社新書) 2021/掛谷 英紀 (著)扶桑社 『人類の敵 -共産主義勢力から自由を守る方法-』掛谷 英紀 (著)集広舎

新進気鋭のシステム工学の専門家である。筑波大学でNHKが映らないテレビを開発したのは聞いていたが、この人が開発したとは最近まで知らなかった。 掛谷英紀(かけや ひでき、1970年10月11日 - )は、日本の情報工学者(メディア工学)。筑波大学システム情…

在日特権と犯罪 (ソフトカバー) 2016/坂東忠信 (著) 青林堂 罪日特権? あるに決まってるだろ、罪日ヤクザがこんだけいるのが何よりの証拠だ、アホ

元刑事・外国人犯罪対策講師が、未公開警察統計データからその実態を読み解く! 凶悪犯罪から生活保護不正受給まで、警察内部でさえ明らかにされていなかった詳細データを一気に公開! 一方的な外国人優遇は日本に何をもたらすのか? news.yahoo.co.jp 最近、面…

日本人ほど、公平な思いやりのある民族はいない…

「応召するまでの7年間、私は蒙古政府の官吏だった。外地で働いていた日本人を「帝国主義の走狗」とか「侵略者の片割れ」とか呼んで、侮蔑攻撃するのが戦後の風潮となり、そうした、一面的な断罪が今ではほとんど定着している感があるが、私のようにーーい…

松本清張への召集令状 (文春新書 624) 新書 2008/森 史朗 (著)

34歳の版下職人だった松本清張は、意外な召集を受けた。担当編集者でもあった著者が、戦争が作家の根底に与えた深い傷に迫る。 一家7人を支える中年版下職人に、意外な赤紙(召集令状)が届いた。戦局が絶望的な状況にある時期での召集令状は、死を意味して…

日本の感性が世界を変える (新潮選書) 2014/鈴木 孝夫 (著) 漢字の読み方に日本式の訓読みがあることが日本語を救った…

論争より情緒、対立でなく融和。世界には「日本らしさ」が必要だ。言葉と文化、自然と人間の営みに深い思索を重ねてきた著者が、世界の危機を見据えて語る《日本人の使命》とは? 外国人が日本語を学ぶとなぜか礼儀正しくなる「タタミゼ効果」の不思議や、漢…

林芙美子が見た大東亜戦争 ―『放浪記』の作家は、なぜ「南京大虐殺」を書かなかったのか 2019/宮田 俊行 (著)ハート出版

樺太・朝鮮・満州・中国・台湾・仏印・蘭印…広漠たる大東亜共栄圏を旅した稀代の女流作家は激戦の地で、いったい何を“見た"のか─ 「朝日新聞」「毎日新聞」の“従軍作家"となった林芙美子は、母国の兵士たちと寝食を共にしながら、過酷な戦地を駆けめぐった。…

「肌色」の憂鬱 - 近代日本の人種体験 (中公叢書) 2014/眞嶋 亜有 (著)中央公論新社  読んだ感想…だから今こそ、「脱亜論」に還れと言いたい。

明治以降、「西洋化」を追求した日本は、自らの人種的差異をいかに捉えられてきたのか。タブー視されてきたその心性の系譜をたどる。 高尚な文体の序文から、何が始まるかと思えば夏目漱石157センチ、ラフカディオ・ハーン154センチ、小村寿太郎156…

近代日本の中国観 石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで (講談社選書メチエ) 2018/岡本 隆司 (著)

日本は、つねに中国を意識してきた。とくに、明治維新以後、中国研究はきわめて深く、幅広いものとなり、東洋史という歴史分野を生み出した。、「日本人の中国観」の形成と変遷を跡づけると同時に、日中関係を考え直す契機となるのが本書である。石橋湛山の…

大日本帝国をつくった男 初代内閣総理大臣・伊藤博文の功罪 (ソフトカバー)2018/武田 知弘 (著)ベストセラーズ

アジアの中でなぜ日本だけが近代化に成功できたのか?伊藤博文は日本の何を変え、何を守ったのか?昨今、韓国人に暗殺された日本の要人というイメージが強くなっている伊藤博文。しかし「国会」「憲法」「銀行」「鉄道」「電信」「四民平等」など、近代日本…

帝国日本の植民地を歩く 2019/崔 吉城 (著) 花乱社 「迫りくる難民7500万人発生の恐怖…」

忘れたい過去,受け入れ難い遺産を,どう処理すればいいのか。憎しみ(反日感情)や英雄(殉国者)はどのように作り出されるのか─。日韓の狭間に生きてきた文化人類学者が,かつての植民地で見聞きし考えたこと。**私は、日韓関係にはいつも潜在的危険性が内包され…

【長崎事件】清国水兵の暴挙!小戦争と評され日清戦争の原因の一つとなった暴動事件 歴史の物語 

www.youtube.com 【長崎事件】清国水兵の暴挙!小戦争と評され日清戦争の原因の一つとなった暴動事件歴史の物語 チャンネル登録者数 2.51万人17,259 回視聴 2023/12/30 ↑素晴らしすぎる!! 是非ともすべての日本人に見て欲しい。 日本の近代はここから始ま…

「ごろつき(無頼漢)の話」折口信夫(昭和3年、1928「古代研究」所収)。

知らないうちに2回も、折口信夫の「ごろつき(無頼漢)の話」(昭和3年、1928「古代研究」所収)に触れていたことになる。 tennkataihei.hatenablog.com ここで著者は折口信夫の名解釈をもってくる。 「ごろつき(無頼漢)の話」(昭和3年、1928「古代研…