「日本国紀」は世紀の名著かトンデモ本か 2019/八幡和郎 (著) ぱるす出版


著者「はじめに」より
『日本国紀』(幻冬舎)は、歴史書として空前のベストセラーだそうだ。
「世紀の名著」と誉める人もいるし、「トンデモ本」扱いする人もいる。しかし、どちらにしても、これだけの読者が読み、読んだ人の多くが良かったと納得しているのは間違いないから、これからの日本人の歴史観にも大きな影響を与えると思う。

 

私の第一印象として感じたのは、まず、戦後史観で育って来た人にその歪みから覚醒のきっかけを与えるには良い本だということだ。太平洋戦争についての見方は少し偏っているが、全般的にはそれほど行き過ぎた愛国心が炸裂しているわけでない。そして、読みやすいし面白い。


私見だが、GHQが作り出した「大日本帝国悪玉論、日本陸軍悪玉論」に象徴される暗黒史観に一石を投じただけでも日本国紀は素晴らしい。

具体的にはこのようなことである。 ↓

 

133. 名無しさん@ほしゅそく 2013年08月25日 18:34 ID:.FGncw.b0 このコメントへ返信 
 小学校での社会で、南京での日本兵の残虐さを先生が熱く語ってた。 
 生まれて初めて聞く悪魔のような所業に、無垢な心はビックリ!日本がごめんなさいの気持ちと、 自分も残虐な血を受け継いでるのだと罪の意識も。 
でも子供心にも優しくて、他人の事を考えすぎて時に弱気にさえなってしまう程の日本人が戦争になったら急に悪魔に豹変してしまうの?とずっと不思議だった。 
 疑問を持ちながらもそれからずっと長い間お花畑の住人だった。 
 

真実を知った時、何の疑問も感じずに胸にストンと入ってきて納得できた。 
そして今まで騙されてた事、騙してた奴らに深い憎しみを感じた。 

 

↑戦後、日本全国でみられた風景であろう。しかし、問題なのは「南京大虐殺」自体が、アメリカが原爆の被害の余りの凄さに困ってしまって(東京裁判というリンチを直前に控えて)、「原爆は卑怯であって、アメリカはひどいことをした」という認識が多かったため、急遽これに対応してプログラムが組まれたこと。」

 

 原爆の被害みて、鬼畜のアメリカ人も戦慄したんだよ。

東京裁判に臨むにあたって、さすがにまずいことになったなと感じて、
それで原爆に見合う被害を日本軍がやったものがないか探したら、そこに「南京大虐殺」があったってだけだから。

南京戦直後に、ティンパーリというオーストラリア人スパイによって書かれた「戦争とは何か」がすべてのタネ本だから。
しかもこのティンパーリにそんな本書かせたのが中国国民党宣伝部だから、もうそこまで知られているから。

 

南京大虐殺とは、戦勝国によって創作された「事件」である。


■南京戦での朝日新聞従軍記者の証言 @@9年後の東京裁判以降の「証言」は信用できない ウソと洗脳多すぎる

従軍記者とカメラマンを16人派遣し、自動車を使って南京戦をリアルタイムに取材 

 

●「虐殺?全然見たことも聞いたこともありません。夜は皆集まりますが、そんな話は一度も聞いたことはない。誰もそういうことを言ったこともないし、朝日新聞では話題になったこともありません。 
難民区は兵隊や憲兵がいて入れませんでした。 ですから市民は安全でした。一般市民の屍体というのは一つも見ていません。紅卍字会の人が戦死体をかたづけたりしていました。」 (山本治氏 大阪朝日新聞記者)

 

●「南京事件ねえ、全然聞いてない。もしあったとすれば、記者の中で話が出るはずだ。
記者というのは、少しでも話題になりそうなことは、互いに話をするし、それが仕事ですからねえ。
噂としても、聞いたことがない。朝日では、現地記者を集め、座談会もやったが、あったなら話がでるはずだ。
報道規制?何も不自由は感じていない。思ったこと、見たことはしゃべれたし、書いていた。」 
(橋本登美三郎氏 朝日新聞南京派遣記者団キャップ) 


アマゾンレビューに、アザミさんの秀逸な感想  公平な日本史 2022年6月24日に日本でレビュー済み

「日本にいる在日は強制連行された」「日本にいる在日が日本名なのは創始改名で強制されたからだ」「「従軍」慰安婦は国家による強制連行された人たちだ」などという嘘がとまらなくなって、今や「韓国様がいうことは史実で、なんでもいうなりに教科書を変えます」になっていて、今度はそれが「日本の教科書に載っているから」と日本人に突きつけられ、日本人が嫌日ヘイトにさらされる。

 

日本の史学者たちはこの歴史捏造にホイホイ加担していくという「森」は、呉座氏はどう考えているのだろう。韓国様は学者でも平気で嘘をつくことがわかっているのに、文書になってたら「史学の手順にのっとっているから事実」じゃねーだろ。資料そのものが嘘なのに。
久野氏のような史学者がもっと増えて欲しいと切に願う。


↑私は現在の韓国の歴史教科書の記載について、大いに疑問がある。
 ぜんぶおかしいが、とりわけ許せないのが、日本の敗戦についての記述だ。

韓国はことあるごとに自国を「第2次大戦戦勝国である」と主張し、学校の教科書でも「韓国人は連合軍の一員として日本と戦った」と教えている。
だが、事実は全くその逆である。

まったく噴飯ものとしか言えない。
笑止千万である。

私が、現代ちょうせんじんというものに不信感を抱く大きな理由はここである。
日本の学者が面と向かって、それはおかしいと云うべきなのに、反日バカサヨクばかりがそういう場に出て、ちょうせんじんに何も言えず阿り、気兼ね、阿諛追従!!
あー、嫌だ嫌だ…


八幡一郎氏の歴史眼の高さはこれを読むだけで十分理解できる。
日本国紀の矛盾点、弱い点の指摘もおおむね納得できる。
日本国紀は次回改訂新版を作る際、監修者に八幡氏を迎えてはどうか。


ただ一点、賛成できないのは、八幡氏の九州王朝説への批判だ。
これはひどすぎる。


雑誌「東アジアの古代文化」に載ってた「倭の五王、武王の上表分は、中国古典の貼り合わせ」(掲載年度、執筆者は忘れてしまった)を読んで、考えされられたものである。唯一、武王の書いたものとされるのが、上表分の中の、倭王武からみて、朝鮮半島を指す「海北」という倭の五王の発信地の記載である。

 

皆さん、どうか日本地図を見て欲しい。
「海北」とは九州から見てそのもズバリ「海北」だ、畿内からでは、「海西」になってしまうのではないか。

 

歴史学者の大半は倭の五王の時代から、文字を書ける人が倭国にいたというレベルで論じているが、そんな甘いものではない気がする。
なぜなら、根本の資料が手元になければこんな立派な上表文は書けないからだ。

 

これを書いたのは、シナ人そのものではないだろうか?
この時代にはまだなかったが、科挙に合格するかもしくは同等程度の知識がなければ書けないレベルの見事すぎる上表文である。

 

再三、書いているがこれは畿内ヤマト政権のものではない。

 

万葉集白村江の戦いの歌がひとつもない!
畿内ヤマト政権がまとめた万葉集は「7世紀~8世紀」にまたがる歌集であり、その時期の最大の事件は白村江の戦いである。
だが、万葉集全20巻中、「白村江の戦い」を歌った兵士やその恋人、家族の歌が一切収録されていない。 

畿内ヤマト王権に水軍がない。これまで、遺跡もまったく見つかっていない。

 

歴史は勝者のものである。
とくに「日本書紀」における朝鮮関係、とくに対百済の記事は九州王朝のものをそのまま(あるいは可変して)流用した可能性が強いと思っている。


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