2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫) 2008/内堀 弘 (著)

泣きたい人。 なにかしら感動したい人。 そういう人におすすめの一冊。 読後感がジョルジュ・シムノンの最良作のそれにちかい。ただ、こっちは実話、これはすごいよ、おれも泣きはしなかったけどそれより深い感動を毎度味わってる。 1930年代、自分で活字を…

「水子の譜(うた)」上坪 隆-----ドキュメント引揚孤児と女たち 社会教育文庫 この史実を教科書に載せよう @@被害者ぶってるけど密入国強姦魔の子孫たちです

■この史実を教科書に載せよう @@被害者ぶってるけど密入国強姦魔の子孫たちです 終戦直後の日本女性強姦についてはソ連兵が悪名高いが、実際には朝鮮人によるものがダントツで多い ▲「水子の譜(うた)」上坪 隆-----ドキュメント引揚孤児と女たち 社会教育…

日本人の祖先は縄文人だった! ―いま明かされる日本人ルーツの真実 2021/長浜 浩明 (著) 展転社

これは、驚くべき本である。また、とても怖い本でもある。長浜浩明氏の著作はここ10年くらい立て続けに出ていて気になってはいた。すべて、完璧に近い出来というくらい私のハートを鷲掴み(笑)である。 日本とアメリカ 戦争から平和へ《上》 アメリカ誕生…

アルハンゲリスクからきた小男 シムノン選集〈第10〉妻のための嘘 (1970年) ジョルジュ シムノン (著), Georges Simenon (原名), 品田 一良 (翻訳)

フランスの推理作家、ジョルジュ・シムノンの「普通小説」が好きである。 メグレはどうでもいい。 私が勝手にシムノン3部作と名付けてる小説群がある(笑)。 「雪は汚れていた」 シムノン選集〈第1〉雪は汚れていた (1969年) ジョルジュ シムノン (著), 三…

日本人の起源 人類誕生から縄文・弥生へ (講談社学術文庫) 2019/中橋 孝博 (著)

【本書の内容】第一章 太古の狩人たち――旧石器時代の日本列島人第二章 人類の起源と進化第三章 アジアへ、そして日本列島へ第四章 日本人起源論――その論争史 このテーマ、いろいろ読んでるがこれが一番まとまってる印象。2005年、初出だが最新の情報に書…

隠された日本古代史;存在の故郷を求めて 2022/林 順治 (著)彩流社 「これぞ、昭和脳の悲劇?」

林 順治氏と、「お師匠さん」の石渡信一郎の著作は長らくほとんど読んできた。今回、林氏が集大成的な著書を出版した。いい機会なので論じてみたい。 林順治氏は、長らく三一書房の名編集者で、数々の傑作を世に出してきた。あとがきには名前は書かれていな…

真のユダヤ史 Kindle版ユースタス・マリンズ (著) 成甲書房 2012/9/21 ユダヤ5000年の秘密がそのベールを脱ぐ!イエスが善良なユダヤ人ならば、どうしてユダヤ人はイエスを十字架にかけろと要求したのか?なぜシオンの長老 たちはサタンの会堂に秘密に集まり、イエスの肉体を死にいたらしめる計画を練ったのか?嘘だらけの歴史記録を打ち砕く、真の世界史の誕生

2023-03-14 https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/03/14/235249「民間が所有する中央銀行(主権を奪われた国家アメリカの悲劇)」(ユースマス・マリンズ)秀麗社 (1995/7/1) 合衆国の中央銀行の陰謀に包まれた起源を明らかにし、同時に、それは…

GHQ検閲官 甲斐弦 解説:上島嘉郎 経営科学出版2022/1/1 昭和21年(1946年)、占領下の日本であえて米軍検閲官となった英文学者が50年の沈黙を破り、当時の克明な日記をもとに、世相、苦脳と希望、峻烈な米軍検閲の実態などを生々しく描きだした敗戦秘史。

この本は以前取り上げた、2023-06-04 検閲官~発見されたGHQ名簿 (新潮新書) 2021/山本 武利 (著) 沈黙は破られた――敗戦後の日本で、手紙、電話等あらゆる言論を監視した日本人エリートらの証言を、徹底的に検証。第一級史料。https://tennkataihei.hatenablo…

嗚呼、朝鮮人!!朝鮮人はだめだなあ…小中高と、姜尚中と学友だった連中は彼をウソつき、詐欺師と告発してるよ。

姜尚中。最も嫌いなちょうせんじんの中の一人である。戦後、もっとも日本に悪影響を及ぼしたちょうせんじん3悪人に挙げたい。 反日の外国人を差別するのは正当な権利。おれは反日のちょうせんじんが大嫌い。日本に住みながら出自を隠して反日?? これおか…

世界「民族」全史 衝突と融合の人類5000年史 宇山卓栄 (著) 日本実業出版社 746ページ2023/1/20 正に世界を網羅する、実に密度の濃い746ページだ。

●世界の民族の血統と起源を網羅。人類の成り立ちが本質からわかる●世界各地の民族紛争や戦争がなぜ起こるのか、理由と原因が根源からわかる●中南米・アジア・アフリカ諸国の歴史を詳述。人類史が多元的にわかる ベネズエラがなぜ貧困になったのか。(606…

余多歩き―菊池山哉の人と学問 2004/前田 速夫 (著) 晶文社 菊池山哉と「土偶を読む」がまんざら無関係でもない

いくつもの日本に向かう新しい民俗学の原点。白山神こそ日本の原住民の信仰ではなかったか。被差別の地をくまなく歩き、前人未踏の学問をうちたてた知られざる民間学者を描く評伝。 菊池 山哉(きくち さんさい、1890年10月29日 - 1966年11月17日)は、東京…

シナ人とは何か―内田良平の『支那観』を読む 2009/宮崎 正弘 (著), 内田良平研究会 (著)展転社 中国文明の本質を鋭くえぐり、趨勢を見極めた「強攻」外交の提言。現在によみがえる内田良平の国家戦略書。間違っていた日本人の対中理解を正す。

宮崎正弘氏の解説が読みやすくて短くまとまっており、非常にタメになった。孫文に対する物心両面の手厚い援助。そして、予定調和のような裏切り。本来なら、中国人は日本人に対して足を向けて寝られないのだということがよくわかる。 内田がシナ観を書いたの…

土偶を読むを読む 執筆は、望月昭秀、金子昭彦、小久保拓也、佐々木由香、菅豊、白鳥兄弟、松井実、山科哲、山田康弘、吉田泰幸(順不同)。 2023/4/28 文学通信「土偶の正体」は果たして本当に解き明かされたのか? 竹倉史人『土偶を読む』(晶文社)を大検証!

考古学の実証研究とイコノロジー研究を用いて、土偶は「植物」の姿をかたどった植物像という説を打ち出した本書は、NHKの朝の番組で大きく取り上げられ、養老孟司ほか、各界の著名人たちから絶賛の声が次々にあがり、ついに学術書を対象にした第43回サントリ…

長崎清国水兵争闘事件「再考」 明治19年。 それは、明治の「元寇」だった!

2023-05-26司馬遼太郎の歴史観―その「朝鮮観」と「明治栄光論」を問う 2009/中塚 明 (著)高文研 3つの司馬史観批判について。それから、反日バカ左翼のこのテーマの本、30冊ばかり読んでいるが、一つの重大なポイントに気が付いた。反日バカ左翼は、いつも日…

なぜヒトラーはノーベル平和賞候補になったのか 2019/武田 知弘 (著)ビジネス社 トランプ以前にヒットラーもノーベル賞候補だった!? 新興国ドイツ・日本は世界金融支配体制に挑んだ!

既得損益を守ろうとする世界経済秩序に挑戦した 新興勢力がドイツと日本だった!そして今、中国が台頭していたが・・・・・・ 戦前の日本が震撼した「在米資産凍結」という名の経済封鎖が戦争を起こすきっかけだった!第1章すべてはドイツの経済破綻から始まっ…

「大リーガー」はスパイだった―モー・バーグの謎の生涯 (20世紀メモリアル) 1995/ニコラス ダウィドフ (著), Nicholas Dawidoff (原名), 鈴木 主税 (翻訳)平凡社 大リーグ史上「最も聡明な」野球選手はなぜ、「スパイ」になったのか。

大リーガーにして弁護士、十数カ国語を操り、そしてスパイだった男モー・バーグ。ナチスの原爆製造阻止に動き、第2次世界大戦の帰趨に裏から深く関与した謎の生涯を描く。 モーリス・モー・バーグ(Morris "Moe" Berg、1902年3月2日 - 1972年5月29日)はアメ…

【国会】入管法改正案採決で反対議員乱入し乱闘、怒号が飛び交い大荒れの中、無事可決 最新政治動画 チャンネル登録者数 9.74万人 https://www.youtube.com/watch?v=w0FrUl_oGbg 2023年6月8日参議院法務委員会 入管法改正案採決                           

↑おもしろい!!! りっけんの議員が「死刑のボタンを押してはならない」とほざいていたが、死刑制度を廃止を訴える平和ボケの反日帰化人サヨクが、福祉の充実を訴えるなんて嘘臭い 同胞の半島人に利益供与したいだけ ■特アの「犯罪者」連中の共通点 @@バ…

検証 日本統治下朝鮮の戦時動員1937-1945 2014/ブランドン パーマー (著), Brandon Palmer (原名), 塩谷 紘 (翻訳)草思社  韓国近代史の空白領域に挑む少壮のアメリカ人学者の勇気 強制連行ではなく日本統治下の戦時動員は「志願制」だったという客観的事実

支那事変・日中戦争(1937年)から太平洋戦争(1941年)へと戦況が拡大するなか、日本は統治下朝鮮の兵力・労働力動員を余儀なくされた。〝強制連行〟〝従軍慰安婦〟などの史実を無視した言説で語られてきた、この「朝鮮の戦時動員」を取り上げ、米国議会図書館…

金印偽造事件—「漢委奴國王」のまぼろし 新書 2006/三浦 佑之 (著)幻冬舎 ……じつは江戸時代の半ばに偽造された真っ赤な偽物だった。では、誰が、何の目的で……

一七八四年、志賀島(現在、福岡県)の農民・甚兵衛が田んぼの脇の水路から発見したとされ、日本史の教科書にも掲載されているあまりに有名な「金印」。これは、建武中元二年(五七年)に後漢の光武帝が同地にあった小国家の君主に与えた「漢委奴國王印」と同定…

検閲官~発見されたGHQ名簿 (新潮新書) 2021/山本 武利 (著) 沈黙は破られた――敗戦後の日本で、手紙、電話等あらゆる言論を監視した日本人エリートらの証言を、徹底的に検証。第一級史料。

戦後、日本が占領下にあった時、検閲官という職業があった。大卒公務員初任給が300円であった時、月給は700円であった。能力が高ければ高給を与えられる。9000円以上になる者もいた。何を仕事ととしたのか? 通信検閲、つまり手紙や電報、電話を盗み取ること…

常世伝説の謎 : ある東国の寺をめぐって  常世田令子 著 三一書房1987 「坂上田村麻呂の蝦夷「征伐」は、歴史書で流布されている現実とは違っている」

―キリマンジャロは、高さ19,710フィートの雪におおわれた山で、アフリカ第一の高峰といわれる。その西の頂きはマサイ語で「ヌガイエ・ヌガイ(神の家)と呼ばれ、その西の山頂のすぐそばに、ひからびて凍りついた一頭の豹の屍が横たわっている。そんな高い所…

群馬県伊勢崎署占拠・小林多喜二奪還事件資料集 徴兵忌避の研究 (1977年) 菊池邦作より

2023-05-25徴兵忌避の研究 (1977年) 菊池邦作 立風書房 不思議……参考文献に「笹まくら」が、ないのは何故?私にとって、徴兵忌避といえば、「笹まくら」をおいてほかにはない。 ↑過日、5/25に私はこう書いて、徴兵忌避の研究 (1977年) 菊池邦作を取り上げた…