なぜヒトラーはノーベル平和賞候補になったのか 2019/武田 知弘 (著)ビジネス社 トランプ以前にヒットラーもノーベル賞候補だった!? 新興国ドイツ・日本は世界金融支配体制に挑んだ!

既得損益を守ろうとする世界経済秩序に挑戦した 新興勢力がドイツと日本だった!
そして今、中国が台頭していたが・・・・・・

戦前の日本が震撼した「在米資産凍結」という名の経済封鎖が戦争を起こすきっかけだった!
第1章すべてはドイツの経済破綻から始まった
第2章ナチスが台頭した経済的要因
第3章日本とイギリスの経済戦争 ここが特に面白い 対イギリス 初めて見る
第4章満州利権を狙っていたアメリ
第5章軍部の暴走に日本国民は熱狂した
第6章世界経済を壊したアメリ
第7章なぜアメリカが世界の石油を握っていたのか?
第8章日米英独の誤算


この本、2015年に初めて出版されたときには「マネー戦争としての第二次世界大戦」だったが、2019年に、タイトルが「なぜヒトラーノーベル平和賞候補になったのか」に変わったみたいだ。

特に第3章日本とイギリスの経済戦争の出来がいいのでここで取り上げた。

アメリカに資産凍結までされてたのは皆さんご存じかと思うが、イギリスとの関係も悪化して、イギリスを日本が蹴落とそうとしていたということがよくわかる。
インドを市場として綿製品の輸出をめぐってこんなに激しい戦いがあったのかということが図表入りでよくわかる。
あと、当時、日本が輸出量を増やしてイギリスに勝ちつつあったものに自転車をあげて解説する。

 

第6章でアメリカの「スムート・ホーリー法」を取り上げて、世界大恐慌のあとで、全品目に関税を40パーセントかけて世界経済破壊の決定打となったことなどに言及する。なるほどと思う。この著者は好きな人だ。いちいち言うことに共感できる。見えている。

 

日本が戦争に至った理由でもっともくだらないと思うのは、主に反日バカ左翼勢力どもが、必死こいて始終やってる「統帥権の干犯」なるもの(笑)。
それが戦争の理由じゃないだろ、と言いたくなる。
こいつら(反日バカ左翼勢力)、アホだろ。
日本が戦争に至った理由で私が確信持って言えるのは、人種差別とブロック経済だ。

 

敢えて邪推すれば、アメリからしてみれば、「統帥権の干犯」なるものにこだわってくれるならば安泰だともいえる。
純粋に内在的な理由であるからだ。
ところが、人種差別とブロック経済となれば火の粉はわが身に降りかかる(笑)。

 

農政学者・川島博之氏の、日本列島7000万人扶養限界説が説得力ある。
「『食糧危機』をあおってはいけない」、文藝春秋、2009年。「食料自給率」の罠 輸出が日本の農業を強くする、朝日新聞出版、2010年。

 

日本列島は、食糧を輸入しなければ7000万人が扶養の限界だという。
確かに江戸時代には3000万人で固定して推移してて、間引きとかやって、やっとのこと維持してた。
耕地開拓もよくやっていたが、それも大正時代には限界に達したとのと。
明治になって急に開国して、国内で食えなくなった人たちが出始めて、政府も海外移民を後押し。

「ベルツの日記・上巻」(岩波文庫)を眺めていたら、明治の世、すでに3件も、アメリカで反日運動が盛り上がっているとの新聞記事が日本でも出ていた。
食えないから仕方なく移民する。白人と悶着を起こす。
鉄道建設とか請われて行ってやってるのに黄色人種が嫌いなのであろう白人が騒ぎ出す。
日本が戦争を起こした原因について昔から色々な人があれこれ言ってるが結局のところ詰まるところ国内で食えなかったからに尽きると思う。
食わせられないから満洲国とか発案して実行しそれがまた軋轢を生みという展開。


中国の台頭というのが終わりの数行で駆け足であるが、載っている。
そもそも現代中国の台頭なるものが、反日ユダヤアメリカ民主党クリントン政権人民元切り下げが主因だから↓

クリントン大統領は中国と協力して日本を経済的な二流国家におとしめようと考えた。(世界に「工場」は二つ要らない) 
中国の人民元を大幅に切り下げたのはクリントン大統領だった。一九九三年一月に登場してからほぼ一年後、クリントン大統領は中国政府の強い要望を入れて、それまで一ドル五.・七二人民元であった交換レートを一挙に六〇パーセント切り下げた。
一ドルを八・七二元にしてしまったのである。 
こうしたクリントン大統領の暴挙に近い切り下げは、明らかに日本に対する悪意に基づいていた。
クリントン大統領は日本が嫌いで中国が好きだったことで知られている。彼は中国と協力して日本を 経済的な二流国家におとしめようと考えた。そこで中国の経済力を拡大し、輸出を増やすためちがうに人民元を一挙に切り下げたのである。 
この頃日本国内では、中国人民元のレートにまで関心を持つ人はあまりいなかった。 
マスコミもほとんど注目しなかったが、人民元が六〇パーセントも切り下げられたので、 中国は貿易上きわめて有利な立場に立った。 

 

そんなに年配な人じゃなくとも、あれ? 中国ってさいきん急激に豊かになったよね、というのは実感してもらえると思う。
まさに、中国が急に豊かになったのは、アメリカの反日政治家・クリントンによる、人民元切り下げがそもそもの原因だから。

アメリカ(ユダヤ)も余計なことやったなあという思いが強い。
後始末が大変だ。
ロシアなんかより険しい道だ。
まあ、遠くない先、分裂国家になるのは確定してるが。


「中国とその政治権力である中国共産党がもっとも恐ろしいのは、歴史もなく、文化も持ってない野蛮な集団だということだ。中国は文化大革命紅衛兵騒ぎによって、自分たちの文化も文化もすべて壊してしまい、共産主義という宗教も文化もない政治体制を作り上げてしまった。」
ジャーナリスト・日高義樹 米中時代の終焉 (PHP新書) 2020より

シナ人てのも、ある意味、ちょうせんじんより厄介。


気息奄々たる上海の邦人工場  窮状を語る操業率   大阪朝日新聞 昭和6.11.15(1931) 
上海にある各種工場は日貨排斥により、今や重大な危機に当面しつゝあるが、 
二十四日上海駐在加藤商務参与官代理から外務省への入電によると、 
何れも事業休止或は極度の縮小を余儀なくされ、この先排日貨が継続すれば 
各工場軒並に休業するものと憂慮されている、 
ttp://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?

土人土人…  歴史は繰り返す… 

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支那人を相手に交渉するには強大な武力(軍事力)を背景にするしかない 
支那人には、「武力と恐怖と脅し」、この三つしか効果がない 
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1954年、在中米高等弁務官ハンフリー・マーシャル 
 「中国政府は、武力及びそれを行使しようという意志の存在する場合に限ってのみ、正義を認める」 

 彼の後任 ロバート・M・マクリーン 
 「中国との外交交渉は、カノン砲を突きつけたときのみ行うことが出来る」 

 1932年、中国に15年住んだ米人作家ロドニー・ギルバート 
 「中国人は自分がトップに立って誰か他の者を押さえつけているか、 
 又は自分より強い者の前で屈辱を受け恐れおののいているか、のどちらかでなければ満足できない」 


アメリカ人も、日本人も、戦前のラルフ・タウンゼントというアメリカ人外交官の本を読むべきである。
80年以上も前(1933年)に中国人を観察し本を出版したアメリカの外交官がいた。
私が読んだ中で、スーパーベストのシナ人分析である。
1933年、出版というのが凄い。
暗黒大陸中国の真実」 ラルフ・タウンゼント 芙蓉書房出版
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中国に長くいる英米人に、「中国人の性格で我々とは最も違うものを挙げてください」と訊いたら、ほぼ全員が躊躇なく「嘘つきです」と答えると思う。 ・・・・・
欧米では、嘘は憎悪や軽蔑と同じ響きをもつものであるが、中国語にはそういう語がない。必要がなかったからである。 そこで、それに近い中国語を使って「嘘ではありませんか?」と言ったとしても、非難の意味はない。ましてや侮辱には全くならない。特別な意味のない言葉なのである。
中国人の言動は誤魔化しとすっとぼけに満ちているが、暮らしているうちに、真意がわかるようになる。
http://www.asahi-net.or.jp/~xx8f-ishr/ankoku_tairiku.htm

@@戦前、日本との友好政策を主張して迫害されたアメリカの外交官 (真珠湾攻撃の翌日に予防保護拘禁)一年間投獄されたアメリカの良心。

 

◎読んだ感想 読み出したらやめられない本です。
 大東亜戦争前のシナ大陸の実相を、実体験をもとに記しており、シナに甘い母国のアメリカへの忠告の書なのですが、その内容は、
そっくりそのまま、現在の中国に当てはまり、また日本への忠告そのものになっております。ごく一部に、日本についての錯覚もあるようですが、じつに勉強になります。
 また、シナに甘いアメリカ宣教師への痛烈な批判は、現在の日本のマスコミにもそのまま通じます。

一九二七年から二八年、中国領土にいた八千人に上る外国人宣教師のうち五千人が退去させられている。どこへ退去したのか。日本である。 
 しかし日本に避難したものの、日本人が好きになれない。可哀相な人間がいないからである。 アメリカ人とは不思議なもので、可哀相だと思えない相手は好きになれない人種である。 宣教師は特にこの傾向が強い。 
 可哀相な人間を見ると、我が身の危険をも顧みず、救ってあげようという殉教精神がわき上がるのである。
 だから中国人は全く有り難い存在なのだ。 

ところが日本は、ドイツに似て、規律正しく、町は清潔で落ち着いている。 
これでは宣教師の出る幕がない。 だから宣教師に好かれないのである。 

アメリカ人が)ちょっと滞在して中国人が好きになるのは、中国がどん底の国だからである。 
 アメリカ人は可哀想な人に愛着を持つのである。 
 もう一つの理由は、日本がアメリカの安全を脅かす存在だからである。 

しかし日本に避難したものの、日本人が好きになれない。可哀相な人間がいないからである。 
しかし日本に避難したものの、日本人が好きになれない。可哀相な人間がいないからである。 

↑いまも同じ アメリカ民主党ユダヤマスコミが反日なのは日本がほんとうに脅威だから


併せて読みたい

両大国間の"自由貿易"時代に、なぜか日本に集中した「貿易差別」の実態を初めて明かした問題提起の書。
 「対日経済封鎖」(池田美智子)日本経済新聞社1992 

 

 ↑開戦やむなし。ほかに道はなかった。これが開戦の原因  自存自衛のための戦いだよ
  世界恐慌で、アングロサクソンはブロック化し、日本は貿易させてもらえなかった 
  日本も関東大震災があり、震災手形乱発でにっちもさっちもいかなくなってた 

 日本軍悪者史観は便利だが安易だし、間違ってるし、いい大人が恥ずかしい 洗脳されっぱなしということ
  身分を民間人に詐称して200人もパイロット送り込んで国民党援助してたルーズベルトの罪は??

 

ヒトラーの経済政策 (祥伝社黄金文庫) 文庫 – 2020/武田知弘 (著)祥伝社

現代日本が見習うべき政策の数々
●ドイツを蘇らせた「第一次4カ年計画」●中小企業の貸し渋り対策●大企業に増税し労働者には大減税
●有給休暇、健康診断、いたれりつくせりの労働環境●労働者のためのリゾートビーチ●メタボリック対策と食の安全……

教科書では教えてくれない、ヒトラーの意外な側面
ヒトラーが政権を取るや否や、経済は見る間に回復し、2年後には先進国のどこよりも早く失業問題を解消していたのである。
ヒトラーの経済政策は失業解消だけにとどまらない。
労働者の環境が整えられ、医療、厚生、娯楽などは、当時の先進国の水準をはるかに超えていた。国民には定期的にがん検診が行なわれ、一定規模の企業には、医者の常駐が義務づけられた。
冷静に客観的に「ヒトラーナチスとはなんだったのか、経済政策的な側面から探っていく」というのがこの本の趣旨である。 (「まえがき」より)