棄民たちの戦場―米軍日系人部隊の悲劇 2009/橋本 明 (著) 新潮社 日本に生まれたんだからさ、もっと日本人のいいところを見ようよ、ねえ笠原さん…

真珠湾攻撃により、「敵性外国人」と虐げられ強制収容所に隔離された日系人たち。同朋の名誉のため自ら志願し、アメリカに忠誠を誓った彼ら「第四四二歩兵連隊」が送られた先はフランス奥深く、ドイツ軍との激戦地だった―。第二次大戦時、日米の狭間で翻弄された移民たちの葛藤と、その生きざまを受け止めた日系三世四世の戦後。


このテーマ、5,6冊読んだが、これが傑出している。
フランスの激戦の現地へ行き、一冊の分厚い戦史にまとめ上げた戦史家のピエール・ムランという人と連絡を取る。
3時間もかけて列車でルクセンブルクに住んでいるピエール・ムランに会いに行く。
ピエール・ムランは、村の住人で激戦を、日系人たちをまじかで見てきた人物の息子である。

 

4年間にわたり、フランスの村に恐怖政治を敷いたナチスドイツとの対比で、いかにアメリカの日系人部隊がすばらしい人格者たちであったのかが語られる。
この本が素晴らしいのは、ダッハウ強制収容所の解放もじつはこの日系人部隊の偉業であるとちゃんと書き記していることである。
それであの杉原千畝まで取り上げていることである。

 

明治以降、数多くの日本人が渡米するが、低賃金、重労働にあえぎ、勤勉さが白人社会を脅かす「競争者」として排日の憂き目に遭う。
そして、真珠湾攻撃
「二世」は、アメリカを選んだ者、日本に行った者、アメリカでの差別の反動で反米主義に走った者、望まぬながらも日本軍に徴兵された者などに分かれ、それぞれに厳しい人生を強いられていく。


全米でラジオ中継され、全米で注目され、ルーズベルト大統領自らが陣頭指揮を執ったこの救出劇。
テキサス大隊の救出というこれだけの偉業を成し遂げたにもかかわらず。ローマで行われた連合軍凱旋式には出られなかったという。
アメリカ白人の人種差別が続いていたのである。

 

↓まさにこれである。

 

アメリカ内乱 白人の論理―追いつめられた黒人と日本人への警告 (カッパ・ビジネス) 新書 – 1992/日高 義樹 (著)
「インディアン絶滅と日系人の強制キャンプが黒人の不安の根拠」
「白人と対決する黒人の立場は、日本人の立場でもある」、「アメリカが日本殲滅にとりかかる日」
アメリカは「日米関係は平等」とは夢にも思っていない」、「孤島に住む日本人には、人種優越論の狂気がわからない」


一方、こういう本を書く人物もいまの日本には棲息している。
たまたま図書館から借りてきて手元にあったからという理由で取り上げさせてもらう(笑)。


通州事件 2022/笠原 十九司 (著) 高文研

通州事件」とは、北京郊外の盧溝橋で日中両軍が衝突(1937年7月7日)した22日後、北京から東へ20キロの都市・通州で、日本の傀儡政権・冀東防共自治政府保安隊が挙兵し、日本軍特務機関長以下の軍人・在留邦人(うち約半数が朝鮮人)が殺された事件である。

通州事件は日本軍の従属下にあった傀儡軍の保安隊が起こした虐殺事件であり、中国国民政府軍ではなかった。しかし当時の日本では中国軍による日本人居留民虐殺事件としてセンセーショナルに報道した。当時の新聞には、「戦慄! 通州反乱隊の残虐 突如全市に襲撃」「恨み深し! 通州暴虐の全貌 保安隊変じて鬼畜、罪なき同胞を虐殺」「悲痛の通州城! 邦人の鼻に針金とおして 鬼畜暴虐の限り」「世紀の残虐・ああ呪ひの通州 夫より迸る血の海に 鬼畜! 臨月の腹を蹴る」といった見出しが躍った。保安隊の残虐、残忍性を強調し、日本人居留民がいかに残酷な手段と方法で虐殺されたかを強調して、保安隊そして中国軍にたいする憎しみを喚起して、敵愾心、報復心、復讐心をき立てて、「暴戻なる(あらあらしくて道理にもとる)中国、中国人を懲らしめる」、当時の言葉でいえば「暴戻なる支那の膺懲」すなわち「暴支膺懲」のための正当、正義の戦争が「支那事変」(日中戦争)であると日本国民に思い込ませる意図をもっていたことにある。

 

↑いろいろこの人には言いたいことがあるが、「南京大虐殺インチキウソ話」を常日頃から、日本に広めている人物である。
 確かにやけに詳しいし、日本軍がアヘンの密売をやっていたのも事実かもしれない。
しかしやっぱりシナ人に殺されてしまっては元も子もないと思うのは私だけだろうか?

 

冒頭、櫻井よしこさんの「…中国人は、歴史上、最も残虐な民族である…」という言葉に噛みつき、28ページ部分、「日中戦争において、通州事件のような日本人居留民虐殺事件が各地で頻発しても不思議ではないが、そのような歴史事実はないと、大嘘を書く。


1926年7月からソ連の莫大な援助をもとに、蒋介石張作霖の打倒を目指し北伐を開始しました。
そして、3月の南京占領の際、支那兵は突然、日本領事館を襲いました。
館内には領事夫妻を始め領事館員の家族や武官、南京市内に住む日本人が避難していました。
金庫はハンマーで叩き壊され、女性は服を剥ぎ取られ裸にされ金目のものを持っていないか確認され、子供たちは泣き叫び、地獄絵図となりました。 
領事夫人は27人に輪姦され、30数人いた日本人婦人は少女に至るまで陵辱されました。 
その際、日本領事館員も日本軍人も、避難してきた日本人居留民も、まったく抵抗しませんでした。
海軍陸戦隊は武器も持たずに領事館にいたのです。
荒木大尉一行は武器を持っていなかったため、茫然と見ているしかなく、後に荒木大尉はそれを恥じ、「申し訳ない」として自決することになります。 

 

これが「南京事件」です。これこそが「南京事件」です。ちかごろはインチキウソ話の
南京大虐殺」ばかりが取り上げられるようですが、それ以前に、南京攻略まで至る様々な出来事があったのです。 

死者だけは出なかったので幸いでしたが、英、仏、米の領事館、民間人には死者が出ました。
そのため、揚子江のイギリス軍艦は南京城内へ砲撃しています。しかし日本の軍艦 は何もしませんでした。
なぜなら当時の幣原外交は弱腰で「支那を刺激しないように」という訓令があったためです。
日本の外務省は事を荒立てないため、広報に「わが在住婦女にして陵辱を受けたるもの一名もなし」とまったくの嘘を書きました。 
退去令が出され、揚子江流域からは日本人は全員着の身着のまま財産を放り捨てて内地に引き揚げざるをえませんでした。幣原外交は「日支友好」「不干渉主義」でした。こうした外交は支那の対日政策を増長させていき「ちょっと暴れれば日本は逃げていく」と思われ、暴力はエスカレートしていったのです。 

 

揚子江のイギリス軍艦は南京城内へ砲撃しています」

日本は反応が遅い、それで事態を悪化させる。これも一緒にやらないかとイギリスに誘われたのに断っていい子ぶりっこ
けっきょく、日本人殺されまくって軍隊投入 泥沼… 


あと、ここでもやはりというか、長崎事件を欠いている日本現代史の本は拒否する。
明らかに日清戦争の理由なのに、先に殴ってきたのはシナである。ここを故意に? 無視して大日本帝国悪玉論を展開する反日サヨク史家にはうんざりだ。

反日ばかサヨクの本に、長崎事件が書いてあるのにお目にかかったことがない!
これは重大な問題ではないだろうか。


2023-06-12 https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/06/12/025318
長崎清国水兵争闘事件「再考」 明治19年。 それは、明治の「元寇」だった!

長崎事件は全く知られていないが、1886年(明治19)その当時、清帝国と呼ばれた中国の北洋艦隊が突如長崎に来襲し、 水兵の大集団が大暴動を起こした侵略事件だ。 

事件後、日清両国は長崎においては英仏人弁護士の加わった会弁委員会で、また東京では井上馨外相と徐承祖駐日公使により交渉が行われ、
最終的には英独公使などの斡旋を経て妥結した。

その内容は事件の当事者については所属国の法律により処分、また撫恤料として日本からは52500円、清国から15500円を支出するというものであった。

なぜこのような理不尽な処理をしたかというと、当時の清国の兵力108万4千人に対して日本は7万8千人であり、 
もしこの事件がきっかけで戦争になったら簡単に東京を制圧され、九州を取られていただろうと予測されていた為だ。

 

↑圧倒的な戦力差のまま、8年後、日清戦争でシナを打ち負かしてしまうのだから、ただただ、ひたすら凄いというほかない。

 

★彼らは戦勝国のほうが非人道的だったと歴史を書き換えられる日がくるのを恐れている★

トルーマン回想録」は次のように記している。 
"Japanese are beast. So are treated as"(「日本人は獣だ。だから、そのように扱った」) 
"Japanese are beast. So are treated as"(「日本人は獣だ。だから、そのように扱った」) 

 442連隊が強制収容所の被収容者を含む日系アメリカ人のみによって構成され、ヨーロッパ戦線で大戦時のアメリカ陸軍部隊として 
最高の殊勲を上げたことに対して、1946年にトルーマン大統領は、「諸君は敵のみならず偏見とも戦い勝利した。 
 (You fought not only the enemy, you fought prejudice-and you won.)」と讃えている 

 しかし勇戦もむなしく、戦後も日系人への人種差別に基づく偏見はなかなか変わらなかった。部隊の解散後、 アメリカの故郷へ復員した兵士たちも、白人住民から「ジャップを許すな」「ジャップおことわり」といった 敵視・蔑視に晒され、仕事につくこともできず財産や家も失われたままの状態に置かれた。

 

 トルーマン米大統領は2日、CBSテレビ放送番組「今だから話そう」の対談に出演し、 「私は広島・長崎の原爆攻撃を指令したあとに、良心のとがめを少しも感じなかった。 これからも万一の場合、水爆使用はたしかだ」と語った。 

(彼はこのときポール牧のようにぱちんと指を鳴らした)

 

ルーズベルト大統領は、人種差別主義者というよりも私から言わせれば、「日本人差別主義者」である。ニューヨーク州ハイドパークの大統領私邸で会談した英国のロナルド・キャンベル公使は本国に驚きをもって書き送っている。 
キャンベルが、この会談の席上、ルーズベルトから打ち明けられたのが「劣等アジア人種」の品種改良計画であった。 

 

ルーズベルト大統領は、スミソニアン博物館の研究者であるアレス・ハードリチカによる、日本人の頭蓋骨は「われわれのより約2000年、発達が遅れている」という見解を紹介した上で、「人種間の差異を重視し、人種交配によって文明が進歩する」などと語り、「インド系やユーラシア系とアジア人種、欧州人とアジア人種を交配させるべきだ。だが日本人は除外するインド系、あるいはユーラシア系とアジア人種を、さらにはヨーロッパ人とアジア人種を交配させ、それによって立派な文明をこの地に生み出していく。ただ日本人は除外し、もとの島々に隔離して衰えさせる」 

 

ジャップは近眼が多いから飛行機なんか操縦できるはずはない、あれはドイツ人パイロットが操縦していたんだ、と真珠湾攻撃直後、アメリカ高官が大真面目に言ってた。

 

↑ !!!!!!


有色人種(全アジア人)が「人間」であることが認められたのは、

大東亜戦争が人種解放戦争だったからだ !
先人の偉業に感謝…  
靖国神社にいきましょう。

 

↑卑劣な朝鮮人と、バカ左翼(とくに日本学術会議系の奴らにキチガイが多い 要注意だ)、キチガイ共産党の嘘にだまされないで! 

敵は、ナチと日本を同一視させようと世界中で工作しています!


併せて読みたい

 

ゴー・フォー・ブローク!―日系二世兵士たちの戦場 2003/渡辺 正清 (著) 光人社

二世兵士 激戦の記録: 日系アメリカ人の第二次大戦 (新潮新書) 2012/柳田 由紀子 (著)

排日移民法の軌跡 : 21世紀の日米関係の原点 吉田忠雄 著 経済往来社 1990

アメリカの人種的偏見 日系米人の悲劇 (1970年)ケアリー・マックウィリアムス新泉社

アメリカの強制収容所  戦時下日系米人の悲劇  A.ボズワース 著 森田幸夫 訳1983東京 : 新泉社

排日の歴史―アメリカにおける日本人移民 (1972年)若槻 泰雄 (著) (中公新書)

 

2023-10-25
その実像をもとめて 「南京事件」の探究 (文春新書) 2001/北村 稔 (著) 無論、私は南京事件まぼろし派」である

ほぼ20年前の本である。
いま南京論争というのがどうなってるかは知らないが、これと、一次史料が明かす南京事件の真実―アメリカ宣教師史観の呪縛を解く  2020/池田 悠 (著) 展転社を読めば南京事件に関する理解は深まるだろう。
この2冊だけ読めばいいとすら思う。
無論、私は南京事件まぼろし派」である。

 

そもそもこれはアメリカ政府が、原爆投下の被害について、戦慄したものだから、ここからすべてが始まっている。
時系列で詳しく見ていけばそれは明瞭、はっきりしてる。
冗談のようだが、南京事件の被害者30万人というべらぼうな数字も、広島長崎の犠牲者に合わせたものである。
https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/10/25/213713


2023-05-15 https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/05/15/035051
「もしかして、この人、南京大虐殺なんか信じてる??」 GHQは日本人の戦争観を変えたか 「ウォー・ギルト」をめぐる攻防 (光文社新書) 2022/賀茂 道子 (著)

 原爆の被害みて、鬼畜のアメリカ人も戦慄したんだよ。

東京裁判に臨むにあたって、さすがにまずいことになったなと感じて、
それで原爆に見合う被害を日本軍がやったものがないか探したら、そこに「南京大虐殺」があったってだけだから。
南京戦直後に、ティンパーリというオーストラリア人スパイによって書かれた「戦争とは何か」がすべてのタネ本だから。
しかもこのティンパーリにそんな本書かせたのが中国国民党宣伝部だから、もうそこまで知られているから。