ヤマト少数民族文化論 (あじあブックス) 1999/工藤 隆 (著)大修館書店

大和朝廷少数民族国家だった。新たな日本像が、いま清冽に立ち上がる。

「古代の古代」「古代の近代」の真の姿を追求してきた著者が、中国少数民族の調査を通じて得たユニークな日本文化論。


私は、大東文化大学名誉教授・工藤 隆氏の良き読者であると思っている。
その著作にはすべて目を通しているし、何より日本の古代にあった歌垣と、中国少数民族に残る「歌の掛け合い」の共通性とか、大嘗祭の起源とか、古事記の発生における中国少数民族の現に彼らが持っている文化との共通性とかに、大いなる共感と興味を持ってその著作を読んできた。

 

ただ一点。著作には、毎回少ししか書いていないが、「…天皇ファシズム体制によって、アジア人、2000万人を殺し……気を付けなければならない云々」という表現にずっと違和感をずっと感じていた。ただ、そんなこといちいち気にしていたら反日サヨクの多い日本では読書できない、ああ、この人は反日サヨクなんだというくらいの軽い認識である。


民俗学者・鳥越憲三郎が、倭人は江南・雲南からきたと言ってる。
下駄があり、赤飯があり、ちまきがあり、鳥居があり、納豆がある。
とても無関係とはおもえないと…
おれも鳥越説に基本的に賛成だ。
何らかの関係があったものと思っている。

鳥越憲三郎氏に関しては、もっとも興味深いのは、古代日本に、いけにえの風習があったのではないかという推察だ。
私もそれについて書いている。興味があれば読んでほしい。

2023-03-13
弥生人の先祖は首狩りをしていた?」 稲作儀礼と首狩り 1995 鳥越 憲三郎 (著) 雄山閣出版
https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/03/13/220829


10年くらい前、大東文化大学の学生だったという人に出会って話を交わしたことがある。
私にとって、大東文化大学とは工藤 隆以外の何物でもない。
知っていますか?と聞いてみたところ、実際に授業を受けたことがあると!

彼がいうには、「非常に偏った思想」の持主だとのこと。
反・天皇、反・皇室の発言が目立つ人物だということだった。
私はそれを聞いて、ああなるほどと了解した。
著書には、毎回少ししか書いてないが、やはりそういう人物であったかと納得できた。


最新作?である「深層日本論―ヤマト少数民族という視座―(新潮新書)工藤隆 2019」を読むと、そういう思想がより前面に出てきてるように感じる。
いろいろあるが、一例あげよう。

 

第8章「伊勢神宮」 なぜ、高床の穀物倉庫を神聖化したのか 
じつは、ここで取り上げられている井上章一氏の「伊勢神宮 魅惑の日本建築」 2009/井上 章一 (著)を私も取り上げている。
私の方は、後半、興味対象である、「法隆寺移築説」にいってるが、同一書を取り上げてることは興味深い。

2023-07-16
伊勢神宮 魅惑の日本建築 2009/井上 章一 (著) 「法隆寺はやはり移築されたんではないの、井上はん…」 付け足しの、法隆寺への精神史1994/2/1井上 章一 (著)弘文堂
https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/07/16/011359?_gl=1*1a2eaqe*_gcl_au*ODYwMTM3NzQwLjE2ODQ4Mzc0MjQ.&_ga=2.81420439.1225186090.1677058418-1518550015.1677058418

 

小見出しだけ挙げていく。

ヤマトへの「古」への強い意志を示した正殿建築、

出雲大社本殿は、「混ぜ合わせ(ハイブリッド)建築」
正殿建築は長江流域文明圏に属していた。

高床式、千木、棟持ち柱の原型はアジアの穀物倉庫。
正殿は聖化された穀物倉庫。
西洋近代文明側の評価が低い伊勢神宮


昭和42年に来日したイギリスの歴史学者トインビーは、真っ先に伊勢神宮に参拝して、千古の神宮林の繁る神域に立ち、「すべての宗教の基底になるものが伊勢神宮にあると感じる」と毛筆で神宮に記帳した。

「私は、ここ、聖地にあって、諸宗教の根源的統一性を感じます」。
(人間と文明の行方 日本評論社 トインビー100年記念論集 P250~)

 

↑西洋人の伊勢神宮についての感想なら、なぜ、トインビーを取り上げないのかな? 大いに疑問である。
 所詮は粗末な穀物倉庫なんだ、したがってたいしたことないんだという「悪意」を感じるのは私だけか?

 

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例えば、1942年、戦前生まれなのに、「自分の基本的な歴史」さえ認識できてない!
また、中国は、いつも大半の漢民族が、支配していたわけではなく、元は、モンゴル民族、清は、満州民族と、少数民族の支配もあり、王朝交代の根拠となる天命思想・易姓革命は、異民族による支配を前提にした思想なので、民族が多数か少数かは、先進大国(中心)になる本質とはいえません。
むしろ、日本が、先進大国・中国から辺境の島国なので、中国による軍事的征服・支配が、一度もなく、こちらを強調すべきではないでしょうか(筆者のいう、島国文化性のことのようにもみえるが、説明がないのでわからない)。

一方、日本は、外来の先進文化を、自発的・選択的に摂取することができ、受け入れやすいものは、対立・衝突がないまま雑居し、受け入れにくいものは、都合よく、造り変えられてきました。
よって、日本の特殊性は、第一に、地政学的な要因で、中心の中国と辺境の日本のような関係は、古代エジプト古代ギリシャローマ帝国と西ヨーロッパ、西ヨーロッパとイギリス・アメリカ合衆国の関係でもみられ、いずれも中心から、ほどよい辺境で、次の時代の文明・文化が、発達しています。


違っていたらごめんなさい、私は工藤隆は、ちょうせんじん帰化人ではないかと思い始めている。
陰に陽に、そうやってちょうせんじん帰化人は日本を、日本文化を、日本人を、戦後一貫して、貶めてきた。
これどこかで見たことがある!
思い当たることが多すぎるのだ。

 

工藤隆氏に限らずだが、中国(シナ)を持ち上げる、シナに加担するすべての日本学術会議系の反日バカサヨクの学者たちに問いたいのは、それはあなたのGHQに洗脳された幻想の中の中国なのかということだ。


日本共産党の親分、シナ共産党が↓

●日本に照準を合わせている核弾道ミサイル(吉林省通化(Tonghua)基地に24基) 

東風3型(DF-3)CSS-2   MRBM 2,650km  2Mt熱核(水爆広島型原爆132発分の威力) 
東風21型(DF-21)CSS-5  MRBM 2,150km  250Kt熱核(水爆。広島型原爆16発分の威力) 
または高性能爆薬、子爆発体、化学弾頭も搭載可能 。 
また、台湾紙、聯合報は中距離弾道ミサイル130基以上を日本に照準していると報道。 

中国が保有する核搭載可能弾道ミサイル! 

  名称            区分  射程          弾頭             
東風3型(DF-3)CSS-2   MRBM 2,650km  2Mt熱核(水爆。広島型原爆132発分の威力) 
東風3型改(DF-3A)     IRBM  2,800km  2Mt熱核(水爆。広島型原爆132発分の威力) 
東風4型(DF-4)CSS-3   IRBM  4,750km  2Mt熱核(水爆。広島型原爆132発分の威力) 
東風5型(DF-5)CSS-4   ICBM  12,000km  5Mt熱核(水爆。広島型原爆333発分の威力) 
東風5型改(DF-5A)     ICBM  13,000km  5Mt熱核 or MIRV 150-350Kt核 
東風11型(DF-11)CSS-7  SRBM 300km   90Kt核(広島型原爆6発分の威力) 
東風15型(DF-15)CSS-6  SRBM 600km   20KtER(中性子爆弾) or 90Kt核(広島型原爆6発分の威力) 
東風21型(DF-21)CSS-5  MRBM 2,150km  250Kt熱核(水爆。広島型原爆16発分の威力) 
東風21型改(DF-21A)Mod2 MRBM 2,500km  20,90,150Kt核(広島型原爆1,6,10発分の威力) 
東風31型(DF-31)CSS-9  ICBM  8,000km  1Mt熱核(水爆。広島型原爆66発分の威力) or MIRV 
巨浪1型(JL-1)CSS-N-3  SLBM 2,150km   300Kt熱核(水爆。広島型原爆333発分の威力) 
巨浪1型改(JL-1A) Mod1  SLBM 2,500km  20,90,150Kt核(広島型原爆1,6,10発分の威力) 
●核弾道ミサイルの照準を合わせている主な地域 

首都東京・名古屋・大阪・静岡・新潟・広島・福岡・長崎・仙台・札幌等の都市 
航空自衛隊及び在日米海空軍基地・米海兵隊駐屯地 


七人の侍」の長老の言葉を思い出す。

 「えーい、明日、自分の首が飛ぶかもしれないのに髭の心配をしてどうする?」
 
まさに、いまの日本のために、反日バカサヨクのためにあるような台詞だ。

謹んで、反日バカサヨクに捧ぐ(笑)。


中華 人民 共和国
    ↑   ↑
   日本語 日本語

↑国名の3分の2が日本語!!  

 日 本 な く し て、中 国 な し。 


■中国語になった日本語の例
電気/電話/電車/自転車/病院/弁当/手帳/野球/雑誌/美術/組合/警察/出版/倫理/哲学/文化/原子/時間/空間/速度/温度/概念/理念/教養/義務/経験/会話/関係/理論/申請/演出/活躍/基準/主観/否定/接吻/失恋/目的/健康/常識/現金/工業/輸出/不動産/領土/投資/市場/企業/国際/経済/指数/債権/政治/革命/解決/社会/主義/法律/共産党/左翼/幹部/指導/議会/協定/市長/人権/批評/特権


 ◆平成5年6月25日 産経新聞「ベルリン物語」 
 ボンの郊外に住むドイツ軍退役将軍ウーレ・ウエットラー氏とインタービューした際、 「この事だけは、どうしても日本の読者に伝えて欲しい」と頼まれた。ウエットラー氏は北大西洋条約機構NATO)の作戦本部参謀や戦車部隊司令官を歴任したが、戦争史を研究する学者でもある。退役後、太平洋方面に於ける日本軍の作戦というテーマに特に興味を持った。 
 「純粋に軍事史的見地から調べた結論から言うと、兵士の訓練度、司令官の質、全ての 面で日本軍 の優秀さは群を抜いていた。民間人に対する対応も、占領軍であるにも関わらず、実に礼儀に富んだものであった」 
 ウエットラー氏は、ドイツの新聞(東京発)が戦時中の日本軍の残虐さを強調する為 
「余りにも自分の研究とは違い過ぎる」と、義憤を感じたーーというのだ。 
 「戦争目的(大東亜共栄圏)や敗戦国であるという点から日本軍の残虐行為が強調される のでしょうが、純粋に軍事史の具体例として検証した場合、むしろ米軍の方の残虐性が目立つ」 

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a4/Pacific_war.jpg 
日本兵の頭部を煮るアメリカ兵。頭蓋骨は一体につき35ドルで販売されていた(1944年)。 
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/35/AWM_072837.jpg 
日本兵の頭蓋骨で遊んでいるマクファーソン中尉。アメリカ海軍魚雷艇341の甲板にて
(1944年4月30日ニューギニア)。 

 

「太平洋戦争での頭蓋骨トロフィー」などの論文を書いているサイモン・ハリソン氏によると、戦後、マリアナ諸島から日本に
送還された日本兵の遺体の約60%に頭部がなかったことなどを指摘し、「忘れ去られた歴史的事実の一つだ」と述べている。
http://gaiagearw0.blog.so-net.ne.jp/2010-10-15

 

リンドバーグ第二次大戦日記 (下) (角川ソフィア文庫) 2016/チャールズ・A・リンドバーグ (著), 新庄 哲夫 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4044001669/ref=syn_sd_onsite_desktop_0?ie=UTF8&psc=1&pd_rd_plhdr=t
「ドイツ人がヨーロッパでユダヤ人になしたと同じようなことを、われわれは太平洋で日本人に行ってきたのである」開戦後、陸軍パイロットとして南太平洋に派遣されたリンドバーグラバウルでの壮絶な空爆戦、零戦との一騎打ち―そこで目にしたのは米兵による日本軍捕虜への蛮行であった。戦争がもたらす残虐行為の連鎖、アメリカの自由と民主主義とは、人類が目指した文明化とは何なのか。


★『最終目標は天皇の処刑  ペマ・ギャルポ著』

~中国「日本解放工作」の恐るべき全貌~  謝罪の果てに何が来るか冷静に考えよう…
ttp://www.あまぞん.co.jp/dp/4864101221 

「日本解放第二期工作要綱」文書 要約
第一期目標……日中国交の正常化
第二期目標……日本に民主連合政府を成立させる
第三期目標……天皇制の廃止(天皇は戦犯として処刑)と日本人民民主共和国の樹立
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@@なにより、ドイツ国民であるユダヤ人を市民生活から引っ張ってきて大量に虐殺したことと、通常戦闘での死者を同一視させるかのような宣伝を第3者に対してはじめているシナとチョンコと反日キチガイ左翼どもの悪辣さに日本人は気がついているかな??
 

【米国】「ニューヨークに日本軍慰安婦追慕の道」~中国系議員が推進[02/27] 
ttp://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1330307869/ 

↑裏でぜんぶつながってる 
 反日キチガイ左翼、ザイニチ、シナ共産党、りっけん、日本共産党朝日新聞朝鮮人宗教、犬HK、工藤隆(笑)
 気楽な謝罪をつづけてたらチベット人ウィグル人みたいに抹殺される

 

アメリカはアメリカ兵捕虜が12名いるのを知って、広島に原爆投下して味方を焼き殺した。 長崎には4名いた。 
シナが日本に躊躇するわけがない。 


併せて読みたい

2023-06-12
長崎清国水兵争闘事件「再考」 明治19年。 それは、明治の「元寇」だった!
https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/06/12/025318

 

2023-08-10
満洲国建国の正当性を弁護する 2016/ジョージ・ブロンソン リー (著), George Bronson Rea (原名), 田中 秀雄 (翻訳)草思社
https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/08/10/161640?_gl=1*1c5nc5a*_gcl_au*ODYwMTM3NzQwLjE2ODQ4Mzc0MjQ.&_ga=2.44703908.1225186090.1677058418-1518550015.1677058418

 

2023-07-21
周恩来『十九歳の東京日記』―1918.1.1~12.23 (小学館文庫) 1999/周 恩来 (著), 矢吹 晋 (編集), 鈴木 博 (翻訳) 「私の極私的・中国共産党論」
https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/07/21/030910

 

2023-05-22
両大国間の"自由貿易"時代に、なぜか日本に集中した「貿易差別」の実態を初めて明かした問題提起の書。 「対日経済封鎖」(池田美智子)日本経済新聞社1992 (日本経済新聞出版)
https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/05/22/134539

 

2023-05-21
大東亜戦争は人種解放戦争だった! ヒトラーのモデルはアメリカだった――法システムによる「純血の追求」 (みすず書房) 2018/ジェイムズ・Q・ウィットマン (著), 西川 美樹 (翻訳)

アメリカ合衆国の人種法と市民権法が、ニュルンベルク法を生み出した。
https://tennkataihei.hatenablog.com/entry/2023/05/21/104420