「超画期的な至高の人種理論」」 「黒人→白人→黄色人」(高野信夫 ←浜松日赤病院の皮膚科の医者 この著作はここがミソ) 三一書房 1977

ズバリ言おう。
白人とは黒人の白子である。
アフリカを何度も周遊し、自身、浜松日赤病院の皮膚科の医者である著者がたどり着いた結論である。
「人種」とは驚くほど最近に発生した。

最初の人類は黒人で、アフリカにおいて発生した。
5万年まえに「出アフリカ」した人類は黒人であったはずだ。 

何万年前かは知らないが、黒人から白子(アルビノ)が大量に発生した。
この白子は、毛色が違っていたので、黒人から差別され、疎外され、肥沃なアフリカの地から北へと、貧しい寒冷の地、ヨーロッパへと追っ払われた。そこで成立したのがヨーロッパ民族である。つまり、ヨーロッパ民族は人類最初の被差別民族であった。
ここに起因するヨーロッパ民族の劣等感がその後のヨーロッパの歴史を説明する。
この説に基づいて岸田秀(心理学者)が「ヨーロッパ民族(白人)は人類最初の被差別民族論」を展開(三浦雅士聞き手) 2002『一神教 vs 多神教新書館.

 

ヨーロッパ人の混血の歴史~1万年前までは褐色の肌、黒い髪の組み合わせだったヨーロッパ人が何故今日、明るい肌、青い目、金髪なのか。
ゲノム解析によって明らかになったヨーロッパ人の形成過程~LEMURIA CH/レムリア・チャンネル2020/08/05  #ネアンデルタール人 #ホモサピエンス #青い目


↑白人が監修するとダメダメな一例。マグタレニアンとかアナトリア農耕民とか西ヨーロッパ採集狩猟民とかいろんな区分を持ち出しているが、
 わずか1万年前に人種が発生したという結論は変わらない。

人種差別観念が白人種において一番強いのには理由がある。
白人種の誕生は、黒人による人種差別の結果である。
なので白人種は、深層では絶滅の恐怖に怯えている。
彼らは、人類最初の差別された人種であった。近代ヨーロッパ人の有色人種に対する差別は、この失地回復乃至は復讐ではないだろうか。