2024-02-17から1日間の記事一覧

「白村江」以後―国家危機と東アジア外交 (講談社選書メチエ 132) 1998/「ある九州王朝論者」からみた、白村江の戦。「迫りくる難民7500万人発生の恐怖…」

663年、倭国大敗。国家存亡の秋(とき)。後進性を痛感した倭は、国家体制の整備を急ぐ。対唐防衛網の構築、亡命百済人による東国開発、官僚制整備。律令国家「日本」完成へといたる、古代の「近代化」を描き、あわせて現代におよぶ、無策、無定見の日本外交…